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東電社長、復興誓い訓示「安全に終わりない」

部長級の社員を前に訓示する小早川社長=11日午後2時50分ごろ、東電福島第1原発

 東京電力の小早川智明社長は11日、福島第1原発で訓示し「原発事故の反省と教訓を風化させず、安全に終わりがないことを社員と共有したい」と述べた。東日本大震災の地震発生時刻に黙とうもささげた。
 小早川社長は壇上で「今も福島や社会の皆さまに多大な負担や心配を掛けている」と陳謝。「3.11の反省と教訓は、事故原因を天災と片付けてはいけないことだ。防ぐべき事故を防げなかったことを真摯(しんし)に受け止めなければならない」と強調した。
 訓示は第1原発構内の事務本館の会議室であり、新型コロナウイルスの感染予防のため参加者は部長級以上の35人にとどめた。社員約700人は職場で館内放送を通して聞いた。
 小早川社長は訓示後の取材で、タンクに貯蔵し続けている放射性物質トリチウムを含んだ水に関し「政府が大きな方針を示すまでは安全かつ着実に処理を進める」とだけ語り、処分方法への言及は避けた。


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2020年03月12日木曜日


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