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花見山客受け入れ中止 福島市、新型コロナ感染リスク懸念

多くの観光客が訪れる花見山=2019年3月末、福島市渡利
多くの観光客でにぎわう花見山=2019年3月末、福島市渡利

 福島市は12日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、市内有数の観光地「花見山」の今シーズンの観光客受け入れを中止すると決めた。屋外の花見スポットだが、例年20万人が来訪するためリスクが高いと判断した。14日から当分の間の来場自粛を求め、臨時駐車場の整備やシャトルバスの運行は取りやめる。
 木幡浩市長が市役所で記者会見し「花見山は市最大の観光コンテンツ。観光客の受け入れ中止は断腸の思いだ」と述べた。
 花見山は、市中心部にある私設の「花見山公園」とその周辺の花見スポットの総称。市は地元町内会などと振興協議会をつくり、観光客の受け入れ態勢を整えてきた。
 今シーズンは観光案内所や手荷物預かり所、仮設トイレを設置せず、市民ボランティア「ふくしま花案内人」によるガイドもない。
 呼び掛けが来場の自粛にとどまるため、開花時期には渋滞や違法駐車の発生が想定される。市は20日〜4月19日、周辺で交通規制を行う。
 市は「花観光」を観光振興のキーワードに掲げている。木幡市長は「花見山のような人混みが想定されない市内の他の花見スポットまで、受け入れを中止にすることはない」と語った。


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2020年03月12日木曜日


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