宮城のニュース

宮城県議会で臨時職員のお茶出し廃止 「専従」と誤解、苦情相次ぐ

水筒やペットボトルを持ち込む議員が見られた12日の委員会

 宮城県議会は、常任委員会や予算特別委員会の分科会で、臨時職員が議員や県幹部に茶を出す慣例を取りやめた。テレビの情報番組で「給茶専従職員」がいるかのように取り上げられ、視聴者から苦情が相次いだため、見直した。
 議会事務局によると、お茶出しをしてきたのは開会中など仕事量が多い時期に限定採用される臨時職員。受け付け補助や資料整理、給茶を含む接遇などを担ってきた。今回の見直しで給茶を業務から外した。
 情報番組が2月下旬、給茶の専従職員を廃止する埼玉県議会の動きを報じた中で「宮城では給茶のための職員がおり、業務見直しも予定していない」と指摘。視聴者から「時代に合わない」との電話が相次いだ。
 議会は会派間で給茶の在り方を協議。「誤解を招く慣習は控えるべきだ」との意見が上がり、臨時職員によるお茶出しをやめる方針を確認。併せてペットボトルや水筒の持ち込みを認めることも申し合わせた。
 東北では青森、秋田、福島3県の議会が「水分補給は必要」などの理由で正規職員らが委員会で給茶し、山形はペットボトルの茶を用意。委員会での飲食を禁じている岩手では、休憩中に控室で茶を出している。


関連ページ: 宮城 政治・行政

2020年03月13日金曜日


先頭に戻る