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宮城県議会 喫煙室廃止へ 健康へ懸念根強く4月から

廃止が決まった県議会棟の喫煙室

 宮城県議会は13日、議会棟に唯一残る喫煙室を4月に廃止する方針を決めた。行政庁舎を原則禁煙とする改正健康増進法の施行が4月に迫る中、存続は時代に合わないと判断した。
 同日の会派間協議で撤廃を申し合わせた。これまでの協議で喫煙する議員は、分煙を徹底した上での存続を求めていたが、非喫煙者を中心に受動喫煙への懸念を示す意見が根強く、存続は難しいとの結論に至った。
 議会棟の喫煙室は2019年6月、煙が廊下に漏れ出さないように室内の空調設備を調整。以前から排煙装置が設けられ、現状で法定基準を満たしてはいるが、「良い印象を持たれていない。これ以上の議論継続は厳しくなった」(愛煙家議員)。
 喫煙室の存廃を巡っては、一般社団法人日本禁煙学会(東京)などが19年11月、議会棟内の全面禁煙を求める要請書を提出。開会中の2月定例会で、会派間の協議を重ねていた。
 県は10年7月、県庁舎内を全面禁煙とした。仙台市議会は4月以降に議会棟の喫煙室の廃止方針を決定。岩手県議会は「十分に分煙できている」との理由から当面の存続を決めている。


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2020年03月14日土曜日


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