宮城のニュース

大空に描く 5色の輪 東松島・ブルーインパルス飛行訓練

東松島市の上空に、ブルーインパルスが描いた5色の輪が浮かび上がった=13日午前11時35分ごろ

 20日に東京五輪の聖火が到着する航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)で13日、同基地所属の曲技飛行チーム「ブルーインパルス」が展示飛行訓練をし、基地上空に5色の輪を描いた。
 聖火到着式の時刻に合わせ、午前11時20分ごろ、1編成6機の2チームが同基地を離陸。基準機の先導を受けた5機が青、黄、黒、緑、赤の煙を出しながら旋回し、直径約1200メートルの輪を作った。高度を変え、2チームで計3回飛行。気象条件が悪い場合に行う平行飛行も実施した。
 カラースモークは地上に染料が落ちたことで1999年に使用を中止したが、東京五輪に向け改良した。
 丸茂吉成航空幕僚長は同日、訓練を視察した。報道各社の取材に「カラースモークはきれいに出ていた。(五輪で)非常に象徴的な展示となる。成功させ、少しでも明るい雰囲気をつくりたい」と述べた。
 黄色の輪を描く6番機のパイロット佐藤貴宏1等空尉(34)は東日本大震災で被災した岩手県山田町の出身。「被災地代表として素晴らしいオリンピックシンボルを描きたい。被災者が元気になり、笑顔になってくれたらいい」と話した。
 聖火到着式は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、子どもや一般観客の参加を見送り、規模を大幅に縮小して実施される予定。


2020年03月14日土曜日


先頭に戻る