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「プロの味をご家庭で!」出前・持ち帰りいかが 岩沼市がHPで15店舗紹介

 宮城県岩沼市は新型コロナウイルスの影響で売り上げ減少にあえぐ市内の飲食店を応援するため、メニューの持ち帰りや出前を薦めるキャンペーンを始めた。書き入れ時の歓送迎会シーズンに宴会予約のキャンセルが相次いでおり、客足の回復につなげようと企画した。
 市は「プロの味をご家庭で!」をキャッチフレーズに、市内の飲食店で料理の持ち帰りや出前を利用するようホームページ(HP)やちらしで呼び掛けている。市観光物産協会のHPでは、持ち帰りなどに応じる市内15店舗を紹介。今後も掲載店を追加する予定だ。
 市は4、5の両日、市内の飲食業や宿泊業など26事業者を対象に、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う売り上げへの影響について聞き取り調査を実施。約8割の20事業者が「影響がある」と答えた。
 各事業者は「3月の団体予約は全てキャンセル」(居酒屋)「売り上げが3、4割減で、資金繰りが苦しい」(飲食業)「新規の予約はゼロ」(宿泊業)などと深刻な状況を訴えた。
 市は支援策として中小企業向けの融資制度を紹介しているが、「新型コロナウイルスがいつ終息するか分からず、返済のめどが立たない」と二の足を踏む事業者が多いという。聞き取り調査で「出前の注文が多少増えた」という回答にヒントを得て、今回のキャンペーンを発案した。
 市商工観光課の担当者は「少しでも街を元気にしたい。家庭で食事をする際には地元の店を活用してほしい」と話す。連絡先は同課0223(22)1111内線322。


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2020年03月15日日曜日


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