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若い世代の交流拠点に 白河駅前に新たな民泊施設

木のぬくもりが感じられる共用のキッチンと談話室

 福島県白河市のJR白河駅前に先月、民泊施設「ゲストハウス ブラン」がオープンした。市内でコミュニティー・カフェなどを運営している一般社団法人「未来の準備室」が運営。「若い世代や県外の人の交流拠点にしていきたい」と関係者は意気込む。
 施設は駅前にある築40年以上のビルの空き物件を改修して整備した。宿泊定員は最大9人、客室は定員3人の和室とドミトリータイプのシングル4室、セミダブル2室で、1室3500〜8500円。共用のキッチンやトイレ、シャワーのほか、鍵付きのロッカーなどを備える。
 プロジェクターやテレビなどがある談話室には東北や福島、白河にゆかりのある本などを置いた。地元の材木店から仕入れた一枚板を使ったテーブルなどは手作りで、木のぬくもりにあふれる空間に仕上げた。
 総工費は約1000万円で、クラウドファンディングで延べ350人から集まった約420万円、県や市の補助金を活用した。
 フランス語で「白」を意味するブランを取り入れた施設名称に、地域との関わりの伸びしろや白河などの意味を込めた。
 ビル2階には法人が運営する移住や二地域居住の相談窓口も設置。青砥和希代表(28)は「大学がない白河は高校生らが市外に流出するため、ゼミの合宿などにも利用してほしい。移住のきっかけや県外の人が地域の人と交流できる場にもなるといい」と話す。


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2020年03月13日金曜日


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