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マスク越し あふれる笑顔 宮城・公立高で合格発表

掲示板に自分の番号を見つけ喜ぶマスク姿の受験生=16日午後3時ごろ、仙台市若林区の仙台一高

 2020年度公立高入学者選抜の合格発表が16日、宮城県内の全日制69校と定時制13校であり、1万3002人が合格した。新型コロナウイルスの感染予防で各校は密集を避ける措置を取り、例年より静かな雰囲気での発表となった。
 一斉休校に伴い在校生の参加を見送った仙台一高では、恒例の応援団によるエールや胴上げはなく、記念写真の撮影を終えるとすぐ帰宅する生徒が目立った。
 宮城野区の岩切中3年伊藤夢理(めり)さん(15)は「クラスメートも合格していた。3月は休校で会えなかったが、4月に会えるのが楽しみ」と声を弾ませた。
 計418人が受験した塩釜高(塩釜市)には300人以上の生徒と保護者が来校。掲示板を2カ所に分散させ周囲に柵を設ける対策を講じた。書類配布場所ではマスク姿の教員が「新型コロナ対策のお願い」と書いたプラカードを掲げ、行列を作らないよう促した。
 白石高は、書類配布の会場を体育館から屋外に移した。普通科に合格した柴田町船岡中3年の仙石龍平さん(15)は「受験勉強中は感染への心配と入試のプレッシャーで不安だった。感染拡大が収まった中で入学式を迎えたい」と話した。
 受験番号別に発表場所を分けるなどした泉高の及川徹教頭は「入学者説明会でも可能な限り時間を短縮して対応したい」と話した。
 今回は前期・後期選抜を一本化する新制度で初の試験で、全日制の募集人数1万4280人に対し1万4470人が受験し、1万2668人が合格。定時制は1000人に353人が受験し、合格者は334人となった。


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2020年03月17日火曜日


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