宮城のニュース

宿泊予約2600人分取り消し 飲食店宴会は1000人 宮城・東松島市調査

 宮城県東松島市は17日、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、市内の宿泊施設で計2663人分の予約が取り消され、計約1850万円の売り上げが失われたと明らかにした。飲食店は計約1000人が参加予定だった宴会36件がキャンセルされ、約500万円の影響が出た。
 今月2、3の両日、ホテルや民宿など全14宿泊施設と、20人以上の宴会会場がある六つの飲食店に電話などで聞き取りをした。
 宿泊施設からは「マスクや消毒液の確保に苦慮している」「春休みの家族旅行など例年ある予約がない」などの声が寄せられた。飲食店では昼食時の客数が減ったほか、弁当のキャンセルなどが発生している。
 2〜5日にかけ、市は新型コロナの影響を調査するため市内3カ所の工業団地などにある15事業者を訪問。14社が「影響がある」「今後、影響が出る可能性がある」と回答した。「影響なし」は1社のみだった。
 影響の内容は、売り上げの減少や学校の一斉休校に伴う従業員の勤務時間短縮が目立った。「従業員に感染者が出た場合、取引が停止となる」「長期化で売り上げの回復が遅れる」などと懸念する声もあった。
 市内の企業に対し、新型コロナの感染拡大による経営への影響などを聞くアンケートは、市商工会も市と連携して始めた。市内の中小企業約700社を対象に行い、影響の具体的な内容や、行政など関係機関に期待する支援など五つの設問を設定した。回答期限は19日。
 市商工会の担当者は「全体の状況を把握し、行政への要望につなげたい」と話した。


関連ページ: 宮城 経済 新型肺炎

2020年03月18日水曜日


先頭に戻る