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エレベーター新設巡り市議会紛糾 石巻駅前デッキへの整備 関連予算を削除

 宮城県石巻市がJR石巻駅前の歩行者デッキに設置を計画するエレベーター2基を巡り、市議会2月定例会に17日、2020年度一般会計当初予算案に盛り込まれた設計業務委託料2200万円を削除する修正動議が提出され、修正案が賛成多数で可決された。
 歩行者デッキは市役所と市立病院、整備中の「ささえあいセンター」の3施設をつなぐ。エレベーターは市役所北東側と市立病院の玄関付近に設置し、総事業費3億4910万円、完成後の維持管理費は年間約260万円を見込んでいた。
 設置の再考を求める修正動議は議員3人が提出。「歩行者デッキの利用者が少なく、現在のエレベーターで対応できる」「今議会の一般質問で市長は『(設置を)見送ることも含め検討する』と答弁した」などと訴えた。
 設置に賛成する議員は「バリアフリー社会実現のため設置すべきだ」と反論し、本会議は一時紛糾した。採決の結果、修正案は賛成13、反対12で可決された。
 亀山紘市長は閉会後の取材に対し、「新設を断念したわけではないが既存のエレベーターの利用も検討したい。(設置の提案には)迷いがあった」と述べた。
 2月定例会は他の議案94件を原案通り可決、人事案2件に同意、専決処分2件を承認し閉会した。


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2020年03月18日水曜日


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