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<いぎなり仙台>さあオリパラだっちゃ![9]テコンドー 足技華麗 駆け引き必見 

仙台市太白区の相原道場。2歳から60代の男女が日々練習に励む
岡崎陽向さん

 威勢のよい掛け声が響く、仙台市太白区の相原道場。華麗な蹴りが繰り出されるスピードに、目がくぎ付けになった。
 韓国の国技テコンドーは足技を特徴とした格闘技。2000年からの五輪に加え、パラリンピックでも今回の東京大会から正式競技に採用され、さらに裾野を広げる。
 1999〜2005年に日本代表だった相原儀雅さん(43)=太白区出身=が道場を開いたのは04年。アテネ五輪代表決定戦を観戦した小学生から教えを請われたのがきっかけだった。
 週7日、2歳から60代までの男女約80人を指導する。国際大会を制覇する期待の星、仙台市郡山中3年の岡崎陽向(ひなた)さん(15)も相原さんの下で練習に励む。
 「テコンドーは知力と体力のスポーツ。例えるなら将棋」と相原さん。2分間のラウンドを3回重ね、相手の蹴りの高さや角度、癖を見抜く。先を読む力に、裏をかく戦略的な思考も不可欠だ。「3ラウンドに凝縮された駆け引きは必見」と魅力を語る。(天艸央子)

◎強ささらに追求/仙台市郡山中3年 岡崎さん

 4歳でテコンドーを始めました。好きな技は「ティッチャギ(後ろ蹴り)」。練習した技を試合で決める瞬間が楽しいです。東京五輪日本代表の最終選考会は見学に行きました。優れた点を吸収し、さらに強くなりたいです。

[テコンドー(パラ新競技)]東京パラリンピックでは9月3〜5日、千葉市の幕張メッセで行う。上肢に切断やまひなど機能障害のある選手が対象。足技だけで戦い、頭部への攻撃は禁止。電子防具で有効な蹴りを判定し、技ごとに2〜4点が加算される。


2020年03月18日水曜日


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