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福島県立医大、いわきにサテライト 災害医療専門家育成へ

 福島県立医大は4月1日、いわき市のときわ会常磐病院にサテライト施設を設置する。東日本大震災と東京電力福島第1原発事故で専門知識を持つ人材が不足した経験から、災害医療を担う医師や看護師らを育成する間口を広げる。同大のサテライト施設は初。
 2016年度に新設された修士課程「災害・被ばく医療科学共同専攻」の大学院生が対象。希望者はウェブ中継で遠隔講義を受けられる。年1週間程度の実習は福島市内で行う。
 同専攻は社会人の履修を念頭に原則夜間に講義を開いているが、県人口の2割弱が集まるいわき市から福島市内の同大は車で約2時間かかり、就学の壁になっていた。
 19日に同大で連携協定締結式があり、竹之下誠一理事長は「広く門戸を開き、医療人材の育成にさらに力を注ぐ」とあいさつ。ときわ会の常盤峻士(ときわみちお)理事長は「学ぶ機会が増え、住民に資する」と語った。
 同大は15年に国の高度被ばく医療支援センターに指定され、高度の教育と医療を提供している。


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2020年03月20日金曜日


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