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仙台・大倉小で閉校式 新型コロナで参加者限定、児童の言葉は録音で

マスク姿で閉校式に臨む児童ら

 新年度に統合される仙台市青葉区の大倉小(児童10人)で20日、閉校式があった。新型コロナウイルスの感染を防ごうと、児童の感謝の言葉を録音し会場で流すなど異例の形で、147年の歴史に幕を下ろした。
 来賓を大幅に絞り込み児童、保護者、教職員、町内会長ら約50人が参加。感謝の言葉は児童一人一人の録音が流され、虫捕りを楽しんだことなど自然に囲まれた学校生活を振り返った。
 唯一の6年庄司裕亮(ゆうすけ)君(12)は「ウイルスの影響で大倉小で過ごす日が少なくなり、とても残念」と述べた後、「大変なときは大倉小のことを思い出して頑張りたい」と決意を語った。
 工藤良幸校長は農業体験やスキー教室といった地域行事に触れ、「子どもたちは大倉のぬくもりの中で、古里の良さを知ることができた」とあいさつした。
 校歌斉唱も録音が再生されたが、児童たちはマスク越しに口ずさんだ。
 大倉小は1873年開校。児童数が300人を超え、広い学区に五つの分校があった時期もあったが、近年は児童の減少が続いた。
 統合先は上愛子小で、約5.5キロ離れている。作並小(19人)も上愛子小に統合される。


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2020年03月21日土曜日


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