
被災地ともす「復興の火」仙台駅に展示 石巻に続き2カ所目
2020年東京五輪の聖火を東日本大震災の被災地でともす「復興の火」の展示が21日、仙台市のJR仙台駅東口の東西自由通路デッキであった。主催した宮城県の関係者らが記念式典を行い、大会理念「復興五輪」の実現を願った。
式典は、復興の火がともされる桜の花をモチーフとした聖火皿の前で開催された。村井嘉浩知事や郡和子仙台市長らが出席し、聖火の仙台到着を祝った。復興の火は、同日午後7時まで一般公開される予定。
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、当初計画していた会場での復興の歩みを紹介するパネル展は中止となった。
展示は20日の石巻南浜津波復興祈念公園(石巻市)に続いて2カ所目。復興の火は22〜25日に岩手、福島両県を巡回する形で展示される。26日には福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」(楢葉町、広野町)から聖火リレーがスタートする。
2020年03月21日土曜日