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「復興の火」輝き一目 仙台駅に長い列

「復興の火」を一目見ようと大勢の市民らが列を作った=21日午後0時15分、JR仙台駅西口

 「復興の火」として21日午後、東京五輪の聖火が展示された仙台市のJR仙台駅には式典の開催前から、ゆらめく炎を間近で見ようと大勢の市民が詰め掛け、長い列を作った。
 一般公開は午後1時45分から。混雑による駅利用者への影響を避けるとともに、新型コロナウイルスの感染防止のため、主催する宮城県の関係者らが通行規制の看板を設けるなど朝から入念な準備に当たった。
 列の先頭に立った青葉区みやぎ台の無職高橋綾子さん(73)は、公開の3時間前に会場に到着。「聖火が東松島市に来た様子をテレビで見て、やっぱり自分の目で炎を見たいと思った。長い行列は覚悟していたのでコーヒーとおにぎりを持ってきた」と話した。
 千葉県山武市の会社員谷中正幸さん(39)は小学生の娘2人と妻の4人で列に並んだ。「聖火リレーは各地を走るけど、被災地にともされる『復興の火』は特別。復興の希望になればいいと思う」と願った。
 仙台市内に実家がある妻の沙由里さん(39)は「地元で見られる聖火は、一生に一度の機会。娘たちと一緒に目に焼き付けたい」と期待を膨らませた。


2020年03月21日土曜日


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