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東北歴史博物館、閑散 新型コロナに負けず…開館継続 入館者激減で利用呼び掛け

来館者が少なく、閑散とした東北歴史博物館の常設展会場

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、各地でイベントの中止や公共施設の休館が相次ぐ中、東北歴史博物館(宮城県多賀城市)が開館を続けている。例年3月は閑散期で、今年は開館を知らない人もいるとみられ、入館者が7人のみの日もあった。博物館では感染拡大に気を使いつつ「ぜひ利用してほしい」と呼び掛けている。
 同館では現在、東北の歴史を紹介する常設展と、「国指定遺跡 入の沢遺跡」「柄鏡の美」「高僧の墨蹟(ぼくせき)」の三つのテーマ展を観覧できる。
 同じ施設内にある、こども歴史館、図書情報室、映像展示室は休館。定期的に開かれるれきはく講座や民俗芸能講座も中止になっている。
 1〜10日の常設展入館者は昨年の417人から153人に減少した。1日当たりの入館者数は7〜35人だった。総入館者数は196人で、講座中止などが影響し、昨年の2483人から激減した。
 新型コロナを巡る今後の動向次第では、休館に追い込まれる可能性は否めず、来館者が一気に増えると、対応が難しいという問題もある。博物館では「事前に問い合わせをしてほしい」と勧めている。
 月曜休館。観覧料460円、小中高生は無料。4月25日からは、春季特別展「みやぎの復興と発掘調査」の開催を予定する。連絡先は022(368)0106。


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2020年03月22日日曜日


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