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仙台防災未来フォーラム 講演とパネル討論は無観客 映像収録、3月中公開へ

無観客の会場で収録したパネル討論

 東日本大震災を伝承し、災害への備えを学ぶ「仙台防災未来フォーラム2020」(仙台市主催)は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、一般の聴講を中止して基調講演とパネル討論のみを行った。3月中に、内容を編集した映像が市のホームページで公開される予定。
 映像の収録は14日、もともとのフォーラム会場である青葉区のエル・パーク仙台であった。東北大災害科学国際研究所の今村文彦所長が講演し、震災とその後の9年の歩みを解説した。
 今村所長は、河川を逆流し、あらゆる方向から押し寄せる都市型津波や、帰宅困難者の発生などへの備えの重要性を訴えた。その上で「災害が頻発し、感染症も出ている。安全、安心な地域はさまざまなリスクに対応できる」と強調した。
 パネル討論では、市民3人が震災や防災活動について語り合った。若林西災害公営住宅(若林区)の自治会長大場留理子さん(63)は「広瀬川が目の前を流れ、浸水被害が心配だ。ハザードマップでは住宅は安全な場所とされており、近隣の町内会に避難場所として使ってほしいと呼び掛けた」と紹介した。
 フォーラムには、市民ら133人から聴講の申し込みがあった。


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2020年03月22日日曜日


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