山形のニュース

長井のフォークグループ「影法師」 結成45周年CD発売

CD制作発表会で新曲「とうほぐ(東北)」を演奏する影法師

 山形県長井市を拠点にメッセージソングを歌い続けているフォークグループ「影法師」が、結成45周年記念の新曲「とうほぐ(東北)」のCDを発売した。東日本大震災で大きな被害を受けた東北の悲哀を政治風刺を交えながら長井弁で歌い上げる反骨の一曲だ。

 1975年結成の影法師は昨年45周年を迎え、11月に米沢市内で開いた記念イベントに合わせて新曲を発表していた。昨春には、安倍晋三首相の政治手法を批判する「ア○の永田町」を発表。揺るがない反骨精神は健在だ。
 米沢市内で今月2日に開いたCD制作発表会で、メンバー4人がそろって「とうほぐ(東北)」を披露。作詞した青木文雄さん(66)は「戊辰戦争から150年たっても中央政治による東北軽視の姿勢は変わっていないことへの怒りをつづった」と曲に込めた思いを語った。
 作曲した横沢芳一さん(67)はボーカルとギターの担当。一部スコットランド民謡を引用して節をつけた。「メロディーを軽く、明るい曲調にしてその中に怒りの気持ちを込めた」と話した。
 CDは歌詞の語りと演奏の2パターンと「ア○の永田町」を収め、1000枚を自主制作。1枚1000円で、長井市内の道の駅と書店で店舗販売するほか、ネット通販でも取り扱う。連絡先は事務局の遠藤孝太郎さん0238(84)6445。

◎「とうほぐ(東北)」歌詞1番

震災東北で まだ良かったと
つかした(ほざいた)大臣 この前いだけな
今だて(今でも)国の 東北見る眼は
白河以北 一山百文か

二万人の人が 津波で死んでも
原発事故で 住む所なくしても
東京無事だら(なら) 
そんじぇ良いど(それで良いと)
白河以北だら 
さすけねぇつうがな(構わないというのか)
※百五十年 閉じ込めらっちゃ
東北の まづろわぬ(屈服しない)魂よ
出て来い 出てきてほえろ
誰だ悪い奴! 悪い奴出て来い!
(カッコ内は標準語訳。※は繰り返し)


関連ページ: 山形 文化・暮らし

2020年03月23日月曜日


先頭に戻る