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初の卒業生2人巣立つ 福島・なみえ創成小

笑顔で卒業した瀬川さん(左)と紺野さん
下級生らに祝福される(右から)瀬川さん、紺野さん

 福島県浪江町で2018年に開学した「なみえ創成小」で23日、初の卒業式があった。東京電力福島第1原発事故に伴う町の一部避難指示解除後、親と戻って転入した2人が在校児童らに見守られて巣立った。
 瀬川彩那さん(12)と紺野琉美子さん(12)が卒業証書を受け取り、別れの言葉で「新しい道に前進します」「未来へ自信を持って歩みます」と誓った。
 2人とも震災の記憶があまりないといい、瀬川さんは「児童が少なく、最初は不安だったが、地域の人が優しくて話しやすい。どんどん町の人口が増えたらいい」と話した。
 紺野さんは「浪江は自然がいい。先生が相手をしてくれて、テストの点数が上がった」と語った。瀬川さんはなみえ創成中、紺野さんはふたば未来学園中(広野町)に進学する。
 避難先の二本松市に移った浪江小でも23日、1人だけだった児童が卒業した。同校は休校扱いとなり、来年春に閉校となる。


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2020年03月23日月曜日


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