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仙台・館中いじめ自殺訴訟 遺族と市、生徒側和解

 仙台市泉区の館中1年の男子生徒=当時(12)=が2014年9月に自殺したのは同級生によるいじめが原因だとして、遺族が市と元男子生徒8人に約5500万円の損害賠償を求めた訴訟は23日、仙台地裁で和解した。複数の訴訟関係者への取材で分かった。
 関係者によると、同日の非公開の協議で、遺族側と生徒側、市側との間で和解に至ったという。遺族側、一部生徒側、市側の代理人はそれぞれ、和解の内容を明らかにしていない。
 訴えによると、男子生徒は14年4月、館中に入学。同年9月21日に自殺を図り、27日に死亡した。からかいや仲間外れなどのいじめを入学当初から繰り返し受け、教員は加害行為を把握しつつ適切な措置を怠ったとしていた。
 市教委の第三者委員会は男子生徒の自殺を巡り、16年3月に当時の教育長に提出した第2次答申で、日常的ないじめが自殺につながったなどと結論付けた。
 遺族側は同年6月、第三者委が第1次答申でいじめへの関与を認定した同学年の男子生徒11人のうち、関与の度合いが高かったとされる8人と市を提訴した。


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2020年03月24日火曜日


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