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仙台市、新学期は予定通り4月8日授業開始 新型コロナで市長方針

 郡和子仙台市長は24日、新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、臨時休校している市立小中高校などに関し、新学期は予定通り4月8日に授業を開始する方針を明らかにした。入学式も時間短縮などの措置は講じるものの、保護者の出席も可能にして実施する。
 対象となるのは市立小中高校と中等教育学校の全189校。あきう幼稚園(太白区)は9日に新学期を始める。学校給食は計画通りに提供し、部活動も再開する。登校前の検温や体調観察への協力を各家庭に求める。風邪症状などで学校を休んだ場合は、欠席ではなく、出席停止として扱う。
 始業式は全校集会などは避け、校内放送を使うなどする。入学式は小学校が8日、中学校が9日に予定。式辞の簡素化などで時間短縮を図り、出席者を新入学児童生徒と教職員、保護者2人以内、在校生代表に限定する。6日に予定する荒井小(若林区)の開校式は新6年生と教職員で行う。
 詳細は文部科学省が24日に出した通知を踏まえ、市教委が決定し、学校を通じて保護者に伝える。今後、児童生徒や教職員の感染が確認されれば、授業再開を延期する可能性もある。
 郡市長は定例記者会見で「今のところ市内で感染拡大は確認されていない。国の専門家会議の提言なども踏まえ、新学期からの授業再開は可能と判断した。児童生徒が一日も早く学校生活のリズムを取り戻せるように取り組む」と語った。
 市教委によると、臨時休校で授業が打ち切られたため、小学校低学年は1教科当たり平均2単位(1単位45分)、中高学年は2.5単位(6年生は1単位)、中学校1、2年生は3単位が未指導となっている。
 新学期に補充学習の時間を設けるなどして対応するほか、6年生は進学先の中学校に補習を引き継ぐ。


2020年03月25日水曜日


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