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新社殿完成、願い新た 八戸・蕪嶋神社で焼失乗り越え例大祭

新社殿を市民や観光客が参拝に訪れた

 2015年11月の焼失後に再建を進めていた八戸市蕪島の蕪嶋神社の新社殿が完成し、同神社で26日、例大祭が開かれた。約4年4カ月ぶりに市民や観光客らの一般参拝も可能になり、多くの人が完成を喜んだ。
 新社殿は木造2階で延べ床面積約490平方メートル。青森県産材を多く使い、屋根はウミネコの親子が羽ばたいている様子をイメージした。建設は17年9月に始まり、同県南部町の松本工務店などが手掛けた。
 例大祭は当初、事前に申し込んだ市民らも含めて行う予定だったが、市内で新型コロナウイルスの感染者が確認されたことなどを受けて、少数の関係者に絞って行われた。申し込みをした市民には、祭事と別に数人ずつ参拝してもらった。
 新社殿には午前中から市民や観光客が参拝に訪れた。午後には一般の社殿内の見学も可能になった。
 八戸市の市沢節子さん(73)は「新社殿に感動した」と喜んだ。同市の加藤京子さん(85)は「八戸のシンボルとしてまた栄えてほしい」と願った。
 野沢俊雄宮司は「思いもせぬ災害で一時はどうなるかと思った。社殿の歴史がまた永遠に続くことを願っている」と話した。
 新社殿の完成後、初となる「蕪嶋まつり」は4月18、19日に開かれる予定だったが、新型コロナの影響で中止が決まった。


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2020年03月27日金曜日


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