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聖火はJヴィレッジで保管 内堀福島県知事「新しい形でともしび見る機会に」

福島県のサッカー施設「Jヴィレッジ」

 東京五輪の開催延期を受け、東日本大震災の被災3県を「復興の火」として巡回した聖火は当面の間、福島県で保管されることになった。展示場所には、26日に聖火リレーが出発する予定だった県のサッカー施設Jヴィレッジ(楢葉町、広野町)が浮上している。
 大会組織委員会の森喜朗会長が24日、聖火を福島で保管する考えを内堀雅雄知事に電話で申し入れた。同日夜に記者会見した内堀知事によると、森会長は「しばらく聖火を置かせてほしい」と述べ、安倍晋三首相の発案と説明したという。
 内堀知事は「『喜んで受ける』と答えた。県内外の皆さんが新しい形で聖火のともしびを見る機会をつくってもらえることはありがたい」と歓迎した。
 「復興の火」の展示は25日が最終日で、県は26日以降の聖火の保管方法や期間を組織委と協議する。展示場所について、内堀知事は「大切な候補の一つがJヴィレッジ」と言及した。
 東京電力福島第1原発事故で対応拠点となった経緯からも有望視されるが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、観覧者が密集しない展示方法の検討も必要になる。
 県五輪・パラリンピック推進室は「大切な聖火に管理の不手際があってはならない。警備の在り方なども調整した上で受け取りたい」との考えを示した。


2020年03月26日木曜日


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