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仙台市職員がイクスカの利用明細偽造 市などが懲戒処分発表

 仙台市と市教委は26日、職員の懲戒処分3件を発表した。市交通局のIC乗車券「イクスカ」の利用明細を偽造した環境局施設部の男性職員を停職6カ月、無許可で不動産賃貸業を営んだ市立高の50代女性教諭を減給10分の1(2カ月)、無断遅刻を繰り返した泉区の中学校の20代男性事務職員を停職6カ月とした。
 市によると、環境局職員は2017〜19年度、通勤手当の支給に伴う交通手段の確認で、イクスカの利用明細を表計算ソフトで偽造して提出、計34万円を不正に受け取った。市は公文書偽造容疑で被害届を出す方向で県警と相談している。
 職員は当初、市の調査に虚偽の説明を繰り返したが「カードが動作不良で、現金で乗車していた」などと話し、偽造を認めた。職員は同日付で依願退職した。
 市教委によると、女性教諭は1998年以降、集合住宅6棟に一戸建て住宅3棟、マンション1室、駐車場1カ所を順次購入。いずれも賃貸物件として貸し出し、計約1億9500万円の収入を得た。年間収入は最大2400万円に及んだ。
 地方公務員法の兼業禁止規定は相続など特別な理由がない限り、年間500万円以上の不動産賃貸を認めていない。市教委は規定に反しない財産管理の手法などを教員と協議している。
 男性事務職員は2019年11月〜20年3月に計27回、事前連絡なく始業時間より遅れて出勤することを繰り返した。18年2〜12月に計8回、19年6〜11月にも計12回それぞれ無断遅刻があり、19年11月に減給10分の1(1カ月)の懲戒処分を受けている。


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2020年03月27日金曜日


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