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涌谷保育園、職員の大半が退職へ ハラスメント否定の園長と交渉打ち切る

 社会福祉法人涌谷みぎわ会(宮城県涌谷町)が運営する涌谷保育園で、保育士ら職員でつくる労働組合が職場環境の改善を求め男性園長と団体交渉をしていた問題を巡り、全職員29人のうち副園長を含む計17人が30日、退職届を提出した。
 組合によると、代表者らが保育士9人、保育補助2人を含む職員17人分の退職届を園長に手渡したという。退職は4月30日付。
 組合側は、複数の職員に対し園長によるモラルハラスメントがあったと主張。園長はハラスメント行為を否定していた。組合側は労使交渉による解決は困難と判断。園長に30日、交渉打ち切りを通知したという。
 同園では、他の職員も大半が3月末に退職する予定で、うち4人は園長によるハラスメントを理由に挙げている。退職届を出した保育士の一人は河北新報社の取材に「退職を選ばなくてはならないのは大変残念だ」と話した。
 園側は取材に対し、職員を通し「対応できない」と答え、退職届を受理したかを明らかにしなかった。
 同園の保護者会は、園長が職にとどまると、保育士の大量退職につながる恐れがあるとして12日、園長の退任要求を決議した。


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2020年03月31日火曜日


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