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東北電、送配電分離で新体制スタート

分社化に合わせて東北電力本店ビルの壁面に掲げた商標を披露する東北電の樋口社長(左)、東北電ネットワークの坂本社長

 大手電力会社に送配電部門の法的分離(分社化)を義務付けた「発送電分離」に伴い、東北電力は1日、新体制をスタートさせた。樋口康二郎社長が東北電本体の新たなトップに就くとともに、東北6県と新潟県で送配電事業を行う100%子会社「東北電力ネットワーク」(仙台市)が発足した。
 両社は1日、東北電本店(青葉区)で商標を披露し、合同の新体制発足式を開催。新型コロナウイルスの感染拡大を考慮して規模を縮小し、役員や幹部ら約70人が出席した。
 発電・小売り部門を担う東北電の樋口社長は「分社化は『第二の創業期』と言える。気持ちを新たに一歩を踏みだしたい」とあいさつ。今後10年間のグループ経営の方向性を示す中長期ビジョンの実現を目指し、女川原発2号機(宮城県女川町、石巻市)を早期に再稼働させる決意を示した。
 ネットワークの坂本光弘社長は、引き続き電力の安定供給を果たし、災害時の迅速な復旧対応に努める考えを強調。「大変革である分社を成長のチャンスと捉え、新たな道を切り開いていこう」と呼び掛けた。
 社員を代表して東北電の千坂幸子主任(36)とネットワークの吉川茂樹主査(40)が登壇。東北発のスマート社会実現に貢献し、社会の持続的発展とともに成長することを宣言した。


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2020年04月02日木曜日


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