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パブ利用新たに4人感染 仙台市、クラスターと断定

 仙台市は1日、市内在住の20代男女4人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。4人はいずれも青葉区の英国風パブ「HUB仙台一番町四丁目店」の利用客で、2人は仙台高(青葉区)と六郷中(若林区)の外国語指導助手(ALT)だった。市はクラスター(感染者の集団)の発生と断定。宮城県を通じ、厚生労働省にクラスター対策班の派遣を要請した。

 市などによると、感染したのは外国籍の女性ALT2人、セブン−イレブン仙台泉中央4丁目店(泉区)アルバイト従業員の日本人男子学生、日本人男性会社員の4人。東北学院大は1日、男子学生が同大学に在籍する4年生と公表した。
 いずれも3月30日に帰国者・接触者相談センターに相談し、1日に陽性と判明した。県内の感染症指定医療機関に入院中で、重篤ではないという。
 4人は20日午後8時〜21日午前1時の間にパブを利用した。ALT2人は別の市立学校に勤めるALTと3人で来店し、男子学生も複数人で訪れた。これまでに感染が判明したパブ利用者と4人の接触は調査中。パブ利用者の感染確認は、由利本荘市のALT2人を含め計9人となった。
 仙台市のALT2人は22日に石巻市の金華山へハイキングに出掛けた。仙台高のALTは24〜27日、六郷中のALTは26、27日に出勤し、職員室で同僚の教職員との接触があったとみられる。
 セブン−イレブン・ジャパンによると、男子学生は17〜24日に計3日勤務。マスクを着用し、レジ打ちや商品出し作業に当たった。25日以降の勤務はない。

◎若い世代は外出自粛を 仙台市長要請

 郡和子仙台市長は1日、臨時記者会見を開き、若年層に不要不急の外出自粛を要請した。「若い世代は自覚症状がないまま(他人にウイルスを)うつすことがある。十分意識して行動してほしい」と呼び掛けた。
 市がクラスター(感染者の集団)と断定した青葉区の英国風パブの利用者で、これまで感染が確認された市内在住の7人はいずれも20、30代だった。
 郡市長は「発熱や風邪の症状がある場合は会社を休み、外出は取りやめてほしい」と強調。「クラスターは各地で起きているかもしれない。自分のことと捉えてほしい」と訴えた。


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2020年04月02日木曜日


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