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明石台−泉中央駅間に地下鉄かバス専用高架 宮城・富谷市が2案を検討 

幹線交通の強化が検討されている仙台市地下鉄泉中央駅(手前)から富谷市明石台地区(奥)まで

 宮城県富谷市は、今後の都市交通体系の在り方を定めた「都市・地域総合交通戦略(基本計画)」案をまとめた。マイカー依存や渋滞などの課題解消に向けて幹線交通の強化を掲げ、同市明石台地区と仙台市地下鉄南北線泉中央駅(泉区)との間に地下鉄かバス専用高架道路を整備する2案を示したことなどが柱。案への意見公募(パブリックコメント)を20日まで行い、市民らの声を踏まえ決定する。
 戦略案の基本方針は「『住みたくなるまち日本一』の達成に向けた移動・外出しやすい環境の実現」。達成するための12施策を掲げ、短期(2020〜24年度)、中期(25〜29年度)、長期(30年度以降)の取り組みで具体化を図る。
 戦略案は市内から泉中央駅への利便性向上を重視し、新たな基幹公共交通軸の必要性に言及。短中期的に既存バス路線の活用で運行サービスを強化し、長期的な方策として明石台−泉中央駅間で2案を検討する。
 地下鉄は所要時間が大幅に短縮される利点があり、概算事業費は約400億〜600億円が見込まれる。路線バスが乗り入れる専用高架道を整備する交通システムは「ガイドウェイトランジット」と呼ばれ、概算事業費は約170億円。
 ともに混雑する区間を避けて運行できる一方、実現には関係者間の協議や事業スキームの検討といった課題があることも記載した。
 市内の移動環境の充実に向けた施策も打ち出し、路線バスを補完する市民バスの再編方針などを示した。
 戦略案は、有識者や交通関係者らでつくる市総合交通検討委員会の議論を経て策定。市ホームページに掲載し、市役所総合窓口などでも閲覧できる。
 連絡先は市企画政策課交通政策推進室022(358)3248。


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2020年04月03日金曜日


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