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阿武急、夏にも仮復旧 富野−丸森間の全線再開へ前進

 昨年10月の台風19号で被災した第三セクターの阿武隈急行(福島県伊達市)が、不通となっている富野(伊達市)−丸森(宮城県丸森町)間について、夏ごろの仮復旧を検討していることが3日、分かった。梁川車両基地(伊達市)へ回送列車を移送できるようになり、丸森−槻木(柴田町)間で見合わせていた昼時間帯の運行も可能となる見通し。
 営業運転できる本復旧の時期は未定だが、全線再開に向けた大きな前進となる。仮復旧後、運行の安全確認を進める。復旧工事全体の予定は本年度末まで。
 富野−丸森間は15.4キロ。線路への土砂流入などで甚大な被害を受けた。同社は丸森−槻木間が復旧した昨年12月以降、JR東日本の仙台車両センター(仙台市宮城野区)で列車を点検。車両や乗務員の手配が難しく、運行を朝夕に限定していた。梁川車両基地での点検が再開すれば増便が可能となる。
 丸森−槻木間は現在、午前5〜8時台発で上下各4本、午後4〜9時台発で上り7本と下り6本(各2本は角田−槻木間)を運行。本数は台風前の約45%となっている。朝夕上下各1本は仙台直通。


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2020年04月04日土曜日


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