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「地域の希望 大きく育て」 南相馬市小高区に認定こども園が開園

園児も参加して行われた開園式

 東京電力福島第1原発事故で一時全域避難した福島県南相馬市小高区で4日、地域の幼児教育と子育て支援を担う「市立おだか認定こども園」が開園し、0〜5歳の45人が入園した。
 開園式のあいさつで、門馬和夫市長は「避難解除から間もなく4年になる小高に地域の希望の光となる施設ができた」と述べた。園児の掛け声でテープカットを行い、開園を祝った。
 こども園は事業費約6億7000万円で建設され、各年齢に応じた部屋と調理室、人工芝の園庭などを備えている。長森由歌里園長は「大きな家庭のような役割を果たせるよう保護者と一緒に運営していきたい」と話した。
 4歳児の父親の団体職員中野良孝さん(38)=小高区=は「東日本大震災と原発事故の後、小高には小さい子どもが楽しめる施設が少なかった。こども園ができて、親も安心です」と歓迎した。
 小高区は2016年7月にほぼ全域の避難指示が解除された。原発事故前からあった市立小高幼稚園は17年に再開されたが、老朽化もあって認定こども園が建設された。


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2020年04月05日日曜日


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