福島のニュース

福島・飯舘で小中一貫校が開校 避難地域で初の義務教育校開設

 東京電力福島第1原発事故で約6年間の全域避難が続いた福島県飯舘村で5日、小中一貫義務教育学校「いいたて希望の里学園」が開校した。1〜9年生計65人の小中学生が新たな学びやで生活を始める。避難地域での義務教育学校開設は初めて。
 開校式には新校歌「孤高の星」の作詞を担当した俳人黛(まゆずみ)まどかさんが来場。詞に村の情景をちりばめ「までいに(『心を込めて』の意)花を咲かせよう」と結んだ校歌を披露し、来場者全員で斉唱した。
 代表で校旗を受け取った9年渡辺諒介(りょうすけ)さんは「この旗の重さが責任の重さだと思う。最高学年として後輩を引っ張っていく」と語った。菅野典雄村長は「規模の小ささや自然豊かな村の特長を最大限生かし、心の教育に力を入れたい」と式辞を述べた。
 開校に伴い、避難解除後の2018年4月に村内で授業を再開した4小中学校は今年3月末に閉校。学園は六三制の教育課程とし、5年生から英語など一部で教科担任制を導入する。新1年生7人は6日に入学する。


2020年04月06日月曜日


先頭に戻る