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愛称は「奇跡の一本松ホール」 岩手・陸前高田に市民文化会館が完成  

ホールのどんちょうには朝日を浴びる「奇跡の一本松」が描かれた

 陸前高田市が、文化芸術や生涯学習の拠点として市中心部に整備を進めていた市民文化会館が完成し、6日、報道機関に事前公開された。正式オープンは11日で、ホール前で開館記念式典を開く。市民らへの貸し出しは13日に始める。
 鉄筋コンクリート(一部鉄骨)3階で、延べ床面積は3591平方メートル。ホールの座席数は車いす席、親子席を含め640席。東日本大震災で全壊した市民会館と中央公民館の機能を持つ複合施設として建設され、研修室や和室、防音構造の練習室も備える。工事費は27億4889万円。
 ホールの1階客席の床面には地元の「気仙杉」を使用。どんちょうには、津波に耐えて残った「奇跡の一本松」が描かれた。会館の愛称は公募の結果、「奇跡の一本松ホール」と名付けられた。
 佐藤伯一館長は「公共施設がまた一つ完成し、復興が進む。市民が集い、地域の活性化につながる施設にしたい」と意気込んだ。
 市によると、新型コロナウイルスの感染防止のため、記念式典は規模を縮小し、参加者を減らして開く予定。こけら落としとして式典後に開く予定だった記念コンサートは中止する。


2020年04月07日火曜日


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