宮城のニュース

マスク姿でも希望いっぱい 宮城県内68公立小で入学式

教科書を受け取る新入生代表=東小野田小
間隔を空けたいすに、新入生が座った式典=塩釜一小
マスクを着けて入学式に臨む5人の新入生=大張小

 宮城県内の公立小学校68校で8日、入学式があった。新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、式典を縮小する中、マスク姿の新1年生が元気に晴れの日を迎えた。一部の学校は臨時休校が続き、待ちに待った学校生活のスタートはお預けとなった。

◎会場に響く「はいっ」/加美・東小野田小

 加美町の東小野田小(児童136人)には、19人の新1年生が仲間入り。担任の先生に名前を呼ばれると、マスク越しでも会場全体に響く大きな声で「はい」と答えた。
 伊藤聖君(6)は、真新しい教科書を手に「緊張したけど楽しかった。みんなと仲良く遊びたい」と抱負を語った。
 例年1時間の式典は約20分に短縮し、家族の出席も2人までにして感染予防を徹底した。門伝久徳校長は新入生に「あいさつを忘れず、うがい、手洗いをして病気にならないようにしよう」と語り掛けた。

◎夢に向かって第一歩/塩釜・塩釜一小

 塩釜市の塩釜一小(児童222人)では、42人が新たな一歩を踏み出した。
 斎藤智央(ちひろ)君(6)は「運動会のリレーで1番になりたい」と目標を語った。稲辺凛さん(6)は「洋服のデザイナーになれるように頑張る」と夢を膨らませた。
 式典は感染対策に万全を期した。保護者の出席を児童1人につき2人に限定し、合唱や祝電披露も取りやめた。会場の体育館の小窓を開け、換気を続けた。
 同小は9〜19日に臨時休校する。奥山勉校長は式辞で「再開したら、元気に通ってください」と述べた。

◎給食に勉強…ワクワク/丸森・大張小

 丸森町の大張小(児童22人)では、新入生5人が晴れやかな表情で式に臨んだ。
 感染を防止しようと、出席は新入生と保護者、教職員に制限し、マスクの着用を求めた。校歌は歌わず、録音放送に切り替えた。
 5人の元気な姿に、今藤良弘校長は「先生の話をよく聞いて、好き嫌いせず何でも食べよう。けんかをせず、誰にでも親切にしてほしい」と呼び掛けた。
 安藤優真君(6)は「給食が楽しみ。勉強は算数をやってみたい」と笑顔。父邦芳さん(40)は「児童は少ないが、助け合って育ってほしい」と期待した。


関連ページ: 宮城 社会

2020年04月09日木曜日


先頭に戻る