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東北の感染者100人超 20代3割、経路不明が増加

 新型コロナウイルスの感染が全国で急速に拡大する中、東北の感染者が8日午後9時現在で前日比10人増となり、計108人となった。感染者は2月29日に仙台市で初めて確認されて以来、約40日間で100人を超えた。20〜30代を中心に拡大傾向が見られ、感染経路が不明のケースも徐々に顕在化している。
 県別の感染状況は表の通り。宮城が最も多く、仙台市では3月29日から8日まで11日連続で確認された。山形、福島両県も20人を超えた。岩手はゼロの状況が続く。
 年代別では20代が全体で最多の約3割を占め、30代を含めると5割に迫る。このうち秋田、宮城、山形3県の少なくとも12人が、クラスター(感染者の集団)が確認された仙台市の英国風パブを利用した。全国と同様、若い世代の感染が目立つ。
 東北の各自治体が確認した日別の感染者数はグラフの通り。2月29日にクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客だった仙台市の70代男性が初の感染者として確認された後、3月は1日当たりゼロから5人で推移した。4月以降は7〜15人となり、増加傾向が鮮明になっている。
 感染経路が不明の患者も出始めている。感染者との濃厚接触が確認されず、さらに東京など感染者の多い地域を訪れていないなど、経路不明の患者は少なくとも宮城、福島、山形3県に計約10人いる。4月から仙台市内を中心に増加した。


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2020年04月09日木曜日


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