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医師感染の大崎市民病院職員らへの「差別」16件

 医師1人が新型コロナウイルスに感染した宮城県大崎市の大崎市民病院は9日、職員の家族が勤め先から出勤を見合わせるよう指示を受けるなど、職員、患者らを対象とした差別的行為が16件あったと明らかにした。
 並木健二院長は「患者さんまで風評被害に苦しんでいる。医療崩壊を起こさないため医療従事者や家族を社会全体で支えていただく必要がある」と異例のコメントを出した。
 病院によると差別的な行為は職員と家族に関するものが8件、患者関係5件、感染した医師の実名をインターネット上でさらそうとするなどの行為が3件確認された。患者が紹介状をもらって他の医療機関を受診しようとした際、「2週間以内に市民病院に通院した患者は受け入れられない」と断られた例もあったという。
 病院は同日、感染した医師と濃厚接触の疑いがあった職員ら53人のうち再検査の対象者3人の陰性が確認され、医師以外への広がりがなかったと発表した。


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2020年04月10日金曜日


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