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支援のお返しは「未来の宿泊券」 宮城・南三陸の施設、4日間でCF目標達成

返礼サービスの一環で宿泊ができる「いりやどアネックス」

 新型コロナウイルスの感染拡大による宿泊キャンセルを受け、宮城県南三陸町の南三陸研修センターは町内で運営する宿泊施設の運転資金を集めるため、クラウドファンディング(CF)を活用している。返礼サービスに「未来の宿泊券」を盛り込んだのが特徴。支援の輪が広がり、3日の開始から4日間で目標の100万円に到達した。
 センターは東日本大震災後の2013年から、同町入谷で「南三陸まなびの里いりやど」を運営する。大学や企業の研修での利用が多く、最近は観光客の宿泊も増えている。
 新型コロナの影響で約1700人分の宿泊キャンセルがあり、約1400万円の損失が出た。3月は震災関連で町を訪れる人の宿泊が見込めただけに、大きな打撃を受けた。感染予防のため、4月から新規の宿泊予約を取りやめている。
 CFは専用サイト「CAMPFIRE」の「新型コロナウイルスサポートプログラム」で実施。支援金額に応じて「いりやどアネックス」の宿泊や震災語り部が町内をガイドするサービスを受けられる。
 センターの企画広報担当の浅野拓也さん(32)は「新型コロナが落ち着いたら、旅の拠点としてぜひ利用してほしい。応援してくれる多くの人たちのために頑張りたい」と話す。
 CFは5月10日まで。宿泊の利用期間は6月1日〜2021年3月31日だが、新型コロナの終息が見込めない場合は変更する。連絡先は南三陸研修センター0226(25)9501。


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2020年04月11日土曜日


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