
「楽しみ減った」市民がっかり 仙台市で施設の臨時休館始まる
新型コロナウイルス感染拡大を防ぐため、仙台市の市民利用施設の臨時休館が11日、始まった。原則、5月10日まで1カ月間続く。市民からは、理解を示しつつ残念がる声が上がった。
青葉区のせんだいメディアテークでは、正面入り口前で職員が市民図書館休館を知らせるチラシを配布。受け取った青葉区の主婦(67)は「家にいることが多く読書が楽しみ。気軽に借りられないとテレビばかり見てしまう」と話した。
図書館はフロアの往来は制限されるが、インターネットや窓口で予約した本は借りられる。利用時間は午前9時半〜午後5時に短縮中。武者元子館長は「書棚の本を自由に閲覧いただけないのは心苦しいが、協力をお願いしたい」と理解を求めた。
2020年04月11日土曜日