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コロナ確認、血液数滴で 盛岡の企業が検査キットを開発

検査キットの概要を説明する岩渕代表(右)

 医療機器開発ベンチャーのセルスペクト(盛岡市)は10日、血液中から新型コロナウイルスの抗体を検査し、感染を確認する「クオリサーチELISA(エライザ)キット」を開発したと発表した。
 キットは数滴の血液に10種類の特殊な試薬を加え、色の変化で抗体による免疫の有無を測定。約2時間で結果が判明する。
 ウイルスの遺伝子を調べて感染を判定するPCR検査とは異なり、ウイルスに対する抗体を調べるため、過去の感染や感染後の経過なども確認できる。PCR検査と併用することで、感染確認の精度が上がるという。
 キットは今後、全国の大学や医療機関に販売され、臨床研究などに活用される。岩渕拓也代表は「研究者が臨床データを蓄積し、より適切な予防や対策につなげてほしい」と話した。


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2020年04月11日土曜日


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