宮城のニュース

仙台の園児や小学生ら6人感染 英会話教室でクラスターか

保育士と園児の感染が確認されたいずみ保育園=仙台市泉区泉中央3丁目

 仙台市は12日、いずみ保育園(泉区)の園児、英会話教室「ASTER(アスター)向陽台校」(同)に通う小学生を含む男女6人が、新型コロナウイルスに感染したと発表した。市内の感染者は計41人、宮城県内は計51人となった。
 園児は10歳未満の女児1人、小学生は向陽台小(泉区)の10歳未満の男子児童1人と女子児童1人、10代の女子児童2人の計4人。未就学児の感染確認は県内で初めて。市建設局南道路建設課の40代男性職員の感染も確認された。
 いずみ保育園では、7日に感染が分かった20代外国籍の女子学生が講師の英会話教室が2日にあり、女性保育士3人の感染が11日に判明。女子学生は3月31日にマミー保育園(泉区)とASTER向陽台校、4月1日にASTER新田校(宮城野区)、3日に向陽台校でも講師を務めた。
 園児と児童のうち3人は7〜9日に発熱などの症状があり、11日に帰国者・接触者外来を受診し、12日に陽性と確認された。市職員は7日の帰宅後に発熱し、自宅療養していたが、11日に救急搬送され、12日に陽性と分かった。園児と市職員は入院中、児童4人も入院する予定。いずれも重篤な状態ではないという。
 郡和子市長は記者会見で「多くの方が感染したのではないかと危惧している」と語り、クラスター(感染者集団)が発生した可能性を指摘した。
 市は4施設の園児や受講生、職員のうち、12日は発熱などの症状があった12人の検査を優先的に実施。残る無症状の108人も13〜15日に一斉に検査する。
 村井嘉浩知事は12日、市の要求に基づき、陸上自衛隊東北方面総監に災害派遣を要請した。派遣要請は3日に続き2度目。期間は13〜15日で、いずみ保育園など4施設のPCR検査に従事する看護師らを医療機関に派遣してもらう。
 市は13日朝、男性職員が勤務する市役所本庁舎6階の建設局フロアの消毒作業を実施した。南道路建設課の職員16人は全員を自宅待機とし、健康観察するとともに男性職員との接触状況などの聞き取りを進める。


関連ページ: 宮城 社会 新型コロナ

2020年04月13日月曜日


先頭に戻る