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県境での検温、狙いは来県抑止 山形知事、実施「速やかに」

 山形県の吉村美栄子知事は14日の定例記者会見で、新型コロナウイルス対策として県境付近で来県者に実施する方針を示している検温について「(検温実施なら)山形には行かない、往来を控えようという抑止につながると期待している」と狙いを説明した。実施時期については「速やかに」とし、今週中に予定する県新型コロナ総合戦略会議の第2回会合後に発表する考えを示した。
 県は駅や空港に計6台のサーモグラフィーを設置し、道路に非接触型の体温計50個を準備して、県職員らが各地で運転手らの体温を測る予定。吉村知事は往来するバスや物流関係などの車両を対象外とする可能性を示唆し、理由に事業所ごとの検温実施を挙げた。
 吉村知事は「(県内で)最初の感染者が出てから急速に広い範囲で確認されている。ゴールデンウイーク中の感染拡大を防ぎたい」と強調した。
 検温の実施や効果を巡って秋田県の佐竹敬久知事が13日の記者会見で疑問を呈したことについては、「意図は分からないが、ご心配はありがたい」と述べた。
 県独自の緊急事態宣言についても「視野に入れているが今すぐではない」とし、専門家の意見などを参考にする姿勢を示した。


2020年04月15日水曜日


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