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政府の緊急事態宣言から1週間 東北で184人感染、増加傾向続く

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、政府が東京など7都府県に緊急事態を宣言し14日で1週間となった。東北で同日までに確認された感染者は計184人となり、1週間前の7日と比べ86人増え、1.9倍となった。拡大傾向は続いており、専門家は対策の徹底を呼び掛けている。
 県別では宮城が最も多く、仙台市では17日連続で感染者を確認した。山形では家族間や職場で感染が広がったとみられるケースが目立つ。岩手は全国の都道府県で唯一、感染ゼロが続く。
 東北の日別の感染者数はグラフの通りで、1日当たり最大16人で推移した。県別では宮城の14日の10人が最多となった。
 自治体が感染者集団(クラスター)の発生を認定したのは仙台市の英国風パブ「HUB仙台一番町四丁目店」、いずみ保育園、ASTER(アスター)向陽台校など。患者の職場や家庭で、さらに感染が広がったとみられるケースもあった。
 東北の現状について、国立病院機構仙台医療センター(仙台市)の西村秀一ウイルスセンター長は「他の地域と比べ、感染経路を追えない事例は少ない。市民の行動抑制で、ある程度は拡大を抑えられているのではないか」と指摘。「油断せず、クラスター発生など感染拡大防止の対策を徹底してほしい」と強調する。


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2020年04月15日水曜日


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