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弘前ねぷたまつり中止 戦後初

列をなして夜の弘前を彩る扇ねぷた=2019年8月1日、青森県弘前市土手町付近

 8月1〜7日に開催予定だった「弘前ねぷたまつり」の中止が15日、決まった。合同運行の記録が残る1914年以降、全日程が中止になるのは戦争の影響を受けた1937〜45年以来となる。新型コロナウイルスの感染拡大を踏まえ、運営委員会が決定した。
 市や弘前観光コンベンション協会など5団体による運営委が3月以降、検討を重ねてきた。ねぷたの運行団体への意向調査では、半数近くが「合同運行の実施を要望しない」と答えた。終息見通しが立たず、感染リスクを払拭できないことを踏まえ最終判断した。
 運営委員長を務める桜田宏市長は「ねぷたは住民の手で受け継がれてきた伝統行事。厳しい決断だが、市民の命と健康を最優先に考えた」と話した。
 まつりには例年、町内会などが制作した大小約80台のねぷたが出陣し、「ヤーヤドー」の掛け声とともに市中心部を練り歩く。毎年約160万人の人出があり、今年は77団体が参加を予定していた。


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2020年04月16日木曜日


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