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台風氾濫地域近くに公営住宅 住民不安の声 宮城・丸森

町営住宅が再建される丸森地区の住民説明会

 台風19号で甚大な被害を受け、復旧・復興計画の策定を進める宮城県丸森町は18日夜、中間案の住民説明会を丸森地区で開いた。内水氾濫があった場所付近に災害公営住宅や町営住宅を整備する方針に不安の声が上がり、町は排水対策の強化を強調した。
 丸森地区は町役場周辺が冠水し、河川も氾濫した。町は被災した町営住宅団地3カ所を解体し、そのうち2カ所に計100戸ほどを再建する予定。災害公営住宅も付近に最大50戸の建設を検討する。いずれも2021年度を目標に整備する。
 住民が「浸水した場所に建設する根拠は何か」と質問。町側は排水ポンプ施設の増強や、阿武隈川へ直接放流する760メートルのバイパス管整備、河川の河道掘削や堤防強化を説明。「安全性を確保する」と述べた。
 町は、町内での住宅建設や購入に最大100万円を助成し、土地取得に最大50万円を加算する独自支援も提示した。被災住民を対象に住宅再建の意向調査を行う。災害公営住宅や町営住宅に入居する考えも確認する。
 説明会は8地区であり、丸森地区が最後となった。意見公募などを経て6月にも計画を固める。


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2020年04月20日月曜日


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