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長い髪、突き出た口、うろこ…「アマビエこけし」で疫病退散 宮城・白石

新型コロナウイルスの感染終息を願い作られたアマビエこけし

 新型コロナウイルスの感染が拡大する中、疫病から人々を守るとされる妖怪「アマビエ」をモチーフにしたこけしを、宮城県白石市の工人が制作している。「東北各地のこけし産地に活動が広がり、ウイルス退散の機運を盛り上げたい」と願う。
 アマビエこけしは、同市の弥治郎こけし業協同組合理事長の新山実さん(64)が発案。アマビエの絵を参考に長い髪、くちばしのように突き出た口、魚のようなうろこが付いた体を明るい色彩で絵付けした。
 高さ約15センチの小ぶりなこけし、だるま型、傘のような部分を回すと動く木地玩具の3種類がある。
 5月に同市で開催予定だった「第62回全日本こけしコンクール」が中止となったのをはじめ、各地で物産展や催事が相次いでなくなり、工人も苦境にある。新山さんは「一日でも早い終息の願いを、こけし産地から発信したい」と話す。
 活動拠点の弥治郎こけし村が5月6日まで休館となり、注文は電話で受け付ける。大きさやタイプ、木材の種類によって価格が異なる。連絡先は新山さん090(2981)3680。


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2020年04月20日月曜日


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