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仙台駅、日曜の昼6割減 大河原駅は増加 宮城の人出調査

 宮城県は21日、新型コロナウイルスの感染拡大前後で県内13カ所の人出をビッグデータで比べた調査結果を公表した。県の外出自粛要請や政府の緊急事態宣言の全国拡大で、仙台市中心部の繁華街などでは減少傾向を示す一方、他の市町では感染拡大前より増加した地点もある。県が遊興施設やパチンコ店、劇場など幅広い業種に休業を要請する要因の一つになった。
 県が同日の対策本部会議で示した。1〜2月平均の人の往来を100とした場合、感染者が急増した4月の割合は表の通り。NTTドコモなどの協力で、携帯電話の位置情報から得られる密集度などを基に分析した。
 クラスター(感染者集団)が発生した仙台市の仙台駅や国分町周辺は4月に入って夜間の人出が4割を切った。平日の昼間は減少幅が小さく6〜9割。市地下鉄南北線の沿線も平日に7割、休日も6割に達する場所があった。
 名取市の商業施設付近では、緊急事態宣言の全国拡大(16日)の後に2割台に急落した。観光地でも、19日の松島海岸(松島町)と鳴子温泉(大崎市)は5割を割った。
 対照的に、石巻駅周辺(石巻市)は平日、大河原駅周辺(大河原町)は休日に、それぞれ1〜2月の往来を上回った。
 政府は人との接触機会を「最低7割減、極力8割減」と訴える。村井嘉浩知事は「人が集まる場所が限られる地域では減少率が小さい。県民の皆さんには外出を控えるよう改めてお願いしたい」と呼び掛けた。


2020年04月22日水曜日


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