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東北の感染増加続く 緊急宣言拡大から1週間  医療関係者「気を緩めずに」

 新型コロナウイルスの感染者増加を受け、政府が緊急事態宣言を全国に拡大してから23日で1週間となる。東北各地で外出自粛や休業の動きは広がっているが、感染者は宮城、山形、福島3県を中心に増加傾向が続く。医療関係者は「気を緩めず人との接触を減らすよう努め、感染を防止してほしい」と呼び掛ける。
 東北の県別の感染者数は表の通り。仙台市を中心に感染が広がった宮城が最も多く、山形、福島両県でも増え続けている。岩手は全国の都道府県で唯一、感染が確認されていない。
 東北の感染者数の推移(累計)はグラフの通り。政府が緊急事態宣言の対象を全国に広げた16日以降の7日間は計60人となった。19日以降は増加のペースがやや鈍化したため、15日までの7日間(計84人)と比べ減少した。
 ただ、東京都で新たな感染者が連日のように100人を超えるなど、首都圏を中心に感染拡大は続いている。東北でも感染経路が不明の患者が散見され、外出や移動を自粛する動きが緩めば、増加のペースが再び速まる可能性もある。
 宮城県医師会の佐藤和宏会長は「新たな感染者が一時的に減ったとしても、東京のような感染拡大が宮城まで広がらないとは言い切れない。引き続き外出自粛や休業が重要になる」と指摘。「県内でも外出自粛の取り組みが不十分とみられる地域もある。警戒を強めてほしい」と訴える。


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2020年04月23日木曜日


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