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「発送販売利用して」 丸森・耕野タケノコ出荷

放射性物質濃度の測定。安全性が確認されたタケノコのみが出荷される=23日、宮城県丸森町耕野
台風被災を乗り越え直売所に並んだタケノコ=23日

 宮城県丸森町耕野地区で特産のタケノコが出荷シーズンを迎えた。昨年10月の台風19号で被災した竹林もあるが、収穫量に大きな影響はないという。朝に採れたばかりのタケノコが直売所に並び、住民らが買い求めている。
 同地区の竹林は、台風19号の川の増水で一部が流失するなどした。収穫作業に支障はあるが、耕野たけのこ生産組合の放射性物質濃度測定所には生産者が次々とタケノコを持ち込んでいる。
 組合によると、収穫の最盛期は5月半ばで、約4万本の出荷を見込む。今年は新型コロナウイルスの影響で出荷式が中止になった。
 谷津吉宗組合長(73)は「台風の影響も少なく安心した。収穫量はきっと伸びる」と期待。「外出自粛で耕野に来られない人は多い。直売所の発送販売を利用してほしい」とPRする。
 組合は、東京電力福島第1原発事故による出荷制限が解除されて以降、国の基準値(1キロ当たり100ベクレル)より厳しい65ベクレル以下のみを出荷している。


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2020年04月24日金曜日


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