山形のニュース

仙山圏リーダー110人紹介 山形の柴田さん本出版、高校に寄付

地域に根差すリーダーの素顔を伝える「みちのくヴィジョン」

 山形市で企画会社を営む柴田聖一さん(55)が、宮城、山形両県の幅広い分野で活躍するリーダー110人を紹介する本「みちのくヴィジョン」を出版した。共通の9テーマに全員が答えることで、それぞれの個性や考え方、方向性が伝わる。柴田さんは「多様な大人がいることを知ってほしい」と両県の高校約170校に本を寄付する。
 20〜80代の農家や職人、芸術家、経営者、公務員、NPO代表らが登場。山形と宮城が7対3程度の割合となる。テーマは、活動を巡る「大切な思い」「喜ばせたい人々」「かなえたい事」「広め方」などで、登場者が自らを見つめ直す機会にもなったという。
 目を引くのは、リーダーたちの豊かな表情とメッセージ。「発掘!茶飲みともだち」「百年後の子どもたちへ」「この場所、この素材。答えはいつも身近にある」「先人の知恵を今に活(い)かし未来へつなぐ」「東北から世界のリーダーを!」など。地域の将来像を描くヒントになりそうだ。
 2015年刊行の「山形の若手経営者100人」の第2弾。東日本大震災からの復興支援に携わった柴田さんが、人々の緩やかなつながりを形に残そうと考えたのがきっかけだった。
 柴田さんは「今回は地道な分野で実績を重ねている人を多く掲載できた。今後は南東北、そして6県まで広げたい」と語る。
 A4判、117ページで700部発行。2200円。両県の書店「八文字屋」などで扱う。連絡先はステップアップコミュニケーションズ023(632)7226。


関連ページ: 山形 社会

2020年04月24日金曜日


先頭に戻る