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東北・3月の百貨店売上高23.9%減  自粛傾向、客足遠のく

 東北百貨店協会が24日発表した3月の百貨店(8社13店)の売上高概況は、前年同月比23.9%減の104億600万円と、6カ月連続でマイナスだった。新型コロナウイルスの感染拡大による自粛傾向の影響で客足が遠のいた。
 「その他」を除く主要全7項目が2桁のマイナスに沈んだ。減少幅が最大の衣料品は32.3%減の32億1400万円だった。主力の婦人服は40.3%減と大幅ダウン。暖かく、コートが売れなかった。高校の制服は混雑を避けるため、近くの洋品店で買い求める客が目立った。
 雑貨は21.9%減の16億8100万円。化粧品は直接施術の自粛で客単価が下がり、17.1%減だった。生活必需品ではない宝飾や貴金属も動きが鈍かった。
 食料品は17.2%減の30億7400万円。生鮮品は4.8%減にとどまったが、催事の縮小や閉店時刻の繰り上げで菓子や総菜が振るわなかった。バレンタインデーの義理チョコが減り、ホワイトデー需要も伸び悩んだ。
 仙台地区は24.6%減、仙台以外の地区は23.3%減。仙台の外国人観光客免税売上高は49.0%減の1000万円で、客数は87.3%マイナスと激減した。
 協会の担当者は「4月は臨時休業している店もあるので、さらに厳しい結果になる。購買意欲が落ちており、回復には時間がかかる」とみている。


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2020年04月25日土曜日


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