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山形県、GW水際で感染拡大阻止 来県者に検温本格開始

来場者(中央)の額に体温計をかざし、検温する山形県と米沢市の職員=道の駅米沢

 新型コロナウイルスの感染拡大を防ごうと、山形県は25日、来県者に対する検温の本格実施を始めた。ゴールデンウイーク(GW)中の帰省や観光の抑制効果を期待し、道の駅や高速道路の休憩施設、鉄道駅、空港の計7カ所で5月10日まで継続。運転手らに非接触型の体温計で任意の検温をし、鉄道駅と空港には体温を検知できるサーモグラフィーを設置した。
 実施場所の一つ、米沢市の「道の駅米沢」では、防護服姿の県職員や同市職員10人ほどが検温に当たり、外出自粛などを呼び掛ける啓発チラシを配った。
 道の駅のコンビニエンスストアに勤める女性従業員の新型コロナ感染が19日確認された影響もあり、施設はトイレと休憩所を除き休業している。検温の実施や休業を知り、手前で引き返す来場者も目立った。
 出張で米沢市を訪れた群馬県の会社員男性(49)は「国の緊急事態宣言にもかかわらず長距離移動し、申し訳ない」と胸中を吐露。「群馬の感染者は山形の倍以上。関東でも検温はやるべきだ」と話した。
 検温は道の駅米沢、山形自動車道下りの山形蔵王パーキングエリア、山形道寒河江サービスエリアで午前10時〜午後4時に実施。JR山形、米沢の両駅は山形新幹線の乗客が多い時間帯、山形と庄内の両空港は終日、体温を調べる。
 県は18〜24日に来県者対象の検温を試行した上で、機器の使い方や天候、時間帯に即した人員配置を検証。25日は県職員らによる88人態勢で臨んだ。


2020年04月26日日曜日


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